

2025年7月
スポーツドリンクの中には〇本のお砂糖!?
管理栄養士考案 熱中症対策ドリンク
こんにちは!受付の栗田です!
梅雨らしいお天気よりも、すでに夏が来たぞ!というような天気が多い日々ですが、皆様いかがお過ごしですか?
我が家の子どもたちは、すでにお家プール開きをしました(^^)!
今年の夏もかなり気温が高くなると言われているようなので、熱中症など体調には十分に気をつけて過ごしていきたいですね!
それでは、今月のトピックスはこちらです!
『今月のトピックス』
◆スポーツドリンクの中には〇本のお砂糖!?
◆管理栄養士考案 熱中症対策ドリンク
スポーツドリンクの中には〇本のお砂糖!?
皆様スポーツドリンクは飲まれますか?
これからの季節、熱中症対策にスポーツドリンクを飲まれる機会が増える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
これからの季節は特に、水分補給がとても大切で、発汗によって体から失われた水分やミネラルを効率良く補給できるスポーツドリンクを積極的に選択される方も多いかと思います。
そこで、皆様に飲む際に少し知っておいて欲しい事があります^_^
それは、スポーツドリンクの中には多くのお砂糖が入っていると言うことです。その量、ステックシュガーの約11本分に相当すると言われています。
むし歯の出来るメカニズムは
- 原因菌(ミュータンス菌)が糖を取りこみ、歯垢を作る
- 歯垢の中で菌が増殖し、糖から酸をつくる
- 酸によって歯から、カルシウムやリンが溶けだす
- むし歯が進行し、歯に穴が開く
簡単に言うと、糖分をエサとする原因菌が活性化して酸を出し、歯を溶かしてしまうので、糖分が、口の中にいかに長い時間、飲食物が滞在しているかによって、リスクが大きく変わってきます。
糖分の多い飲料を日常的に頻繁かつ、だらだら飲んでしまうと、常に口の中に糖分がある状態が続いてしまうので、むし歯になるリスクはとても上がってしまいます。
そこで、気になるのが、スポーツドリンクにも多くのお砂糖が入っているということです。もちろん、スポーツドリンクには、糖質以外にも身体を正常な状態に回復させる為に色々な成分が含まれているので、飲んではいけないという訳ではなく、選択をした方が良い場面も多くあります。
ですが、むし歯のリスクのことも考えると、少し工夫をして取り入れることをおすすめします!
それは、飲んだ後に、お茶や水を飲んだり、運動や汗を多くかく場面ではない、日常の飲み物はお茶などにするなど、お口の中の健康の為にも、うまく使い分けていけたら良いのではと思います(^^)!
そこで、体に優しい!ADC管理栄養士監修おすすめ熱中症対策ドリンクレシピをご紹介します!!
管理栄養士考案 熱中症対策ドリンク
熱中症対策ドリンクレシピ
【材料】
- トマト…1玉
- レモンしぼり汁…5g
- 塩…ひとつまみ
- 水または氷…80g
- 甜菜糖…5g
【作り方】
- トマトは適当な大きさにカットする
- レモンは半分にカットし、果汁をしぼる
- 材料すべてミキサーにかける
【管理栄養士からのポイント】
◎熱中症対策には、水分と塩分の補給が効果的ですが、塩分(ナトリウム)と互いにバランスを取り合っているミネラルの、カリウムも一緒に補充することが大切です。
◎トマトは約94%が水分で構成されており、水分補給をサポート!カリウムも豊富に含まれており、熱がこもった体の体温調節や発汗をサポートしてくれます!
◎熱中症予防のための水分補給には、100ml中0.1~0.2gの食塩相当量が必要です。塩をひとつまみ加えることでしっかり塩分も補給でき、レモンのクエン酸で夏バテも同時に予防できます!
これから本格的に旬を迎え、手に取りやすくなるトマトを使ったレシピで考えてみました(^^♪
ひんやりおいしいドリンクを飲んで、どんどん暑くなるこの季節を楽しんでいきたいですね^_^