こんにちは!菴原です^^♩
寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか??
私は寒さは苦手ですが、冬の澄んだ空気が好きなので、お仕事終わりのポカポカした体で外を歩く帰り道が、癒しの時間だったりもします(´-`).。oO
それでは、今月のトピックはこちらです!
《 知っていますか?お口の "リスク" が決まる時期 》
むし歯や歯周病は、どちらも『細菌』が悪さをする病気であることは、知っている方も多いと思います。
逆を言うと、その『細菌』が少なければ、もしくは、いたとしてもそれらが悪さをしなければ、私たちはむし歯や歯周病に悩まされることなく、大人の歯を失わずに、快適に過ごすことができるということでもあります。
では、"細菌が悪さをしにくいお口の環境"とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
そもそも、その細菌が"多い人・少ない人"はどのタイミングで決まるのでしょうか?
実は、生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内はほぼ無菌状態で、はじめからむし歯菌や歯周病菌と共生しているわけではありません(°°)
そこから成長する過程でたくさんの菌に触れ、お口の中にもたくさんの細菌が棲みついていくことになりますが、全部が全部悪い菌というわけでもないんです!
むし歯や歯周病を引き起こす、いわゆる『悪玉菌』もいれば、お口の環境を整えたり、病原菌の活動を抑えてくれるような『善玉菌』もいます。これらの細菌は常に勢力争いをしながらバランスを保っていて、この勢力バランスは生まれてから3歳までの間にその大まかなものが決まります。
このことを、専門的には"口腔内の細菌叢(さいきんそう)が形成される"と言います。
一度この細菌叢が形成されると、後から新しい細菌が入ってきても、その細菌は大きな勢力を持つことができず、大量に増殖することが難しくなります。
つまり!
むし歯菌や歯周病菌は、まわりの大人の唾液から『感染』し、はじめて赤ちゃんの口腔内に棲みつくようになりますが、3歳までにむし歯菌の感染を最小限に抑えることができれば、その後もむし歯菌が悪さをしにくい・増殖しにくい環境を作ることができるんですヽ(´▽`)/
では、むし歯菌への感染を抑えるためにはどうしたら良いのでしょうか?
もちろん、箸やスプーンを一緒に使用しない・熱いものをフーフーしない等、大人の唾液に触れる機会を減らすこともひとつの手ではありますが、現実的に考えるとなかなか難しいですよね。。
だからこそ!家族皆の口腔ケアが大切なんです★
むし歯菌の感染リスクを減らすためには、感染源となる私たち大人が、自分の持っているむし歯菌を減らすことがとても大切です。そのためには、定期的にプロのクリーニングを受けたり、正しいブラッシングの方法を身につけることが効果的であると考えます◎
スウェーデンでは、妊娠するとまずお母さんがむし歯菌の増殖を抑える効果がある乳酸菌(ロイテリ菌)を摂り始めるそうで、生まれてきた赤ちゃんにもこの乳酸菌を与えるのだとか(°°)
こうすることで、むし歯菌の感染リスクが減らせるだけでなく、感染しても大きな勢力を持たないため、むし歯になりにくいお口の環境へ整えることができるのだそうです!!ロイテリ菌(プロデンティス)は、青山デンタルクリニックにも各種取り揃えておりますので、ご来院いただいた際にぜひチェックしてみてくださいねヽ(´▽`)/♩
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そして今!
「自分のお口のリスクってそもそもどれくらいなんだろう?」と疑問に思われたそこのあなた!!
当院では『唾液検査』や、歯周病菌のチェックができる『顕微鏡検査』『オルコア検査』で簡単にリスクチェックができるんです◎
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自分自身の口腔環境を知ることは、予防や改善をしていくための、とても大切な第一歩です!気になった方はぜひ試してみてくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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